中落合の山居

四季を感じられる角地の住まい。素材を一つひとつ吟味し、十和田石の浴槽からは新緑や星空、雪明かりまで、移ろう風景を楽しめる住宅としました。

Data

竣工年
2020
主要用途
住宅
工事種別
新築
構造・規模
木造・2階建て
敷地面積
101.57㎡
建築面積
52.56㎡
延床面積
86.67㎡
担当
鹿内健+鹿内真沙子
構造設計
ASD
施工
山内工務店
照明設計
ソノベデザインオフィス
写真
鳥村鋼一/鳥村鋼一写真事務所

Media

マガジン掲載
住まいの設計 2022年8月号
マガジン掲載
住まいの設計 2022年12月号
マガジン掲載
HOUSING by SUUMO 2023年8月号 44ページ

素材を慈しみ、四季と暮らす家

静かな住宅街の角地に立つこの住宅は、移りゆく四季のなかで家族の成長と温かさを感じられる、そんな場所を目指しました。天井高2.7mのリビングは、床にオークのフローリング、壁に杉板と針葉樹合板の墨塗装を用い、旧家にあったシナモンの古木を添えています。素材の一つひとつ、張り方の一つひとつにこだわり、施主と設計者、大工が試行錯誤を重ねた空間です。その有機的な空間に、ステンレスのキッチンが凛とした品格をもって佇み、家族の集う場、くつろぎの場を演出しています。2階のデッキテラスに面した浴室には十和田石の浴槽を据え、天然石の質感と檜の香りとともに、新緑の芽吹き、夏の青空、秋の星空、雪明かりを感じることができます。家族みんなが、目に映る風景を楽しめる——そんな住まいとなりました。