日当たりは良いが、幹線道路の騒音・排気ガス・視線で入居の決まらなかった賃貸住戸。2LDKを1LDKにし、直径6cmの木の列柱を並べて中間領域を設けました。視線を和らげ、光を通し、洗濯物も干せる緩衝帯としています。


Column(横浜の家)
Data
- 竣工年
- 2007
- 主要用途
- 賃貸住宅
- 工事種別
- リノベーション
- 延床面積
- 60.45㎡
- 担当
- 鹿内健
- 施工
- 伸栄
- 写真
- 鳥村鋼一/鳥村鋼一写真事務所
Media
- マガジン掲載
- TITLE 2007.August




視線を和らげ、光を招くリノベーション
住戸の2面に大きな開口部が多数あるなど、日当たりが良いにもかかわらず、大きな幹線道路に面するため、信号待ちの車による騒音や排気ガス、さらには道路反対側の住宅からの視線によって、長く入居の決まらなかった賃貸住宅です。そこで既存の2LDKを1LDKとし、直径6cmの木の列柱を緩やかに並べることで、室内に外部との中間領域を設けました。列柱が外からの視線を和らげる一方、その隙間からは光を取り込めます。この中間領域は、観葉植物を置いたり洗濯物を干したりできる場とし、排気ガスのために屋外で洗濯物を干しにくいという難点を補う役割も担っています。