沖縄・瀬底島の1日1組限定ホテル。アクティビティで競わず「海だけを眺める」滞在を志向。水平線を強調する建物と曲線のプールで、何もしない贅沢を叶えました。


LECEB SESOKO VILLA シーサイドデラックススイート
Data
- 竣工年
- 2021
- 主要用途
- ホテル
- 工事種別
- 新築
- 構造・規模
- 鉄筋コンクリート造・1階建て
- 敷地面積
- 607.21㎡
- 建築面積
- 170.76㎡
- 延床面積
- 139.94㎡
- 担当
- 鹿内健+鹿内真沙子
- 事業主
- 株式会社マリアス
- 構造設計
- TTSE株式会社
- 照明設計
- ソノベデザインオフィス
- インテリアデザイン
- 渡邊広美
- 施工
- 株式会社Alex
- 写真
- 鳥村鋼一/鳥村鋼一写真事務所
- 動画
- Spinmove






海だけを、ただ眺める一日のホテル
沖縄・瀬底島に計画した、1日1組だけが泊まれるホテルです。ブランドコンセプトであるプライベート感を保ちながら、前面に広がる沖縄の海をいかに取り込むか——それがデザインの主題となりました。瀬底島の西側には、夕日が沈む美しい瀬底ビーチがあり、設計開始の時点では、周辺に大型ホテルが建ち始めていました。アクティビティで大型ホテルに敵わないのであれば、「ただただ自然を堪能し、心身を委ねる」ように、海だけをゆっくりと眺めるホテルがよいのではないか。そんな考えに至りました。
計画は2棟からなります。シーサイドデラックススイートでは、海を広く見渡せるよう建物で水平線を強調し、プールとアプローチは、オーナーのアイデアで曲線を描くデザインとしました。円弧状のアプローチを抜けると、天井高4mのリビング、その裏手にダイニングがあり、屋外での朝食も楽しめます。寝室棟へは屋外を経由してアクセスする構成とし、滞在中も沖縄の自然を体感できるようにしました。各寝室には専用の水廻りを設け、2家族で宿泊してもプライバシーが保たれます。アンティークの水瓶や無垢材のサイドボードなど、自然を感じさせる素材を点在させ、「何もしないで過ごすリゾート空間」を目指しました。